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RITSUMEIKAN UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB

立命館大学
体育会ラグビー部

~2024ラストイヤーにかける想い~加藤礼生

2024/11/07

いつも立命館大学体育会ラグビー部にご支援を頂き、誠にありがとうございます。

主務の小暮です。

「2024ラストイヤーにかける想い」、今回は加藤礼生(AZ)です。選手から分析に転向しましたが、ビデオの技術に関しては横にでるものなし。どんどん痩せていってPRをやっていた面影はなくなってきていますが、愛されキャラというのは、分析に転向しても変わらないです。

それでは、加藤の「ラストイヤーにかける想い」をご覧ください。


僕の挫折経験は、大学1年生の3月に左膝の前十字靭帯を損傷し、大学3年生の3月に右膝の前十字靭帯を損傷したことです。

この4年間で、長期の離脱から選手として復帰し、さらに学生スタッフとして活動した経験を持つ人は、なかなかいないと自負しています。

僕がラグビーを始めたのは、小学生の頃に友人から誘われたのがきっかけでした。それ以来、現在に至るまでラグビー人生を歩んできましたが、正直に言えば、僕は大した実績を残した選手ではなく、むしろ怪我の多い選手でした。

高校2年生の12月に初めて左膝の前十字靭帯を損傷し、大学でラグビーを続けるかどうか悩んでいた時、ラグビー部に入る予定だった高校の同級生、一色が卒業アルバムに
「一緒に大学選手権に出場して、立命で新しい歴史を作ろうぜ」と
暑苦しいのメッセージが13行にわたり書かれていたこともあって僕は大学でラグビーを続ける決心をしました。

入部してからは、高校時代には感じられなかった力強さやスピード感を感じながらも、がむしゃらに食らいつきました。

しかし、大学1年生の3月、左膝の前十字靭帯を再び断裂してしまいました。2度目の怪我だったため、1回目のリハビリ以上のことをもう一度やらなければならないと考えると、正直辛かったです。しかし、その時、ちょうど同じ怪我でリハビリをしていた同期のノノムや、一色のあのメッセージのおかげで立ち直ることができました。さらに、前S&Cコーチの橘さんが作成したトレーニングメニューや、トレーナーの松本さんのメニューに前向きに取り組んだ結果、復帰後初の試合で大学初トライを取ることができました。

その後もトレーニングを続けていましたが、大学3年生の3月、今度は右膝の前十字靭帯を損傷しました。この時は、もう選手として再び戦うことはできないと感じ、今年1年はアナライザーとして、チームの目標である大学選手権出場に向けて取り組むことにしました。アナライザーの道に進むきっかけとなったのは、前回の怪我の時にアナライザーの人手不足でカメラ撮影やハドルへの動画アップロードを手伝った経験があったからです。

選手からスタッフに転身してみると、選手時代には感じられなかった労働の多さや大変さに驚かされました。しかし、チームが勝利するためだと思って何事にも全力で取り組んできました。現在、チームは1勝4敗で、目標である大学選手権からは遠のいていますが、最後までチームの勝利を信じて努力していきたいと思います。

また、個人的には高校時代からの同期で、唯一選手として戦っているみきとが、もう一度Aチームの試合でプレーすることに期待しているので特に頑張って欲しいです。

最後に、この4年間で、たくさんの方々の助言や手助けのおかげで今の自分があると深く感じています。

拙い文章でしたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからも立命館大学ラグビー部への応援をよろしくお願い致します。


以上となります。

次回は、土谷琉晃(SH)のラストイヤーにかける想いです。

今後とも宜しくお願い致します。