2021/02/20
こんばんは!コーチの赤井です。
本日2021年シーズンのトップリーグが一度延期を経て、無事開催されました。
第1節から好カードが目白押しで、「やっぱり週末にラグビーあるのはいいなあ」としみじみ思いました。
そんな中で、我らがRits OBのメンバーもたくさん開幕メンバーに名を連ねています。
まずはヤマハ発動機ジュビロには4番キャプテンの大戸[2011年度卒]、16番江口[2016年度卒]、18番そうへい[2014年度卒キャプテン]の3人が名を連ねました。
続いては、私が今節もっとも楽しみな一戦。キヤノンイーグルス対NTTドコモレッドハリケーンズ
2番にバイスキャプテンの庭井[2013年度キャプテン]、6番に嶋田[2013年度卒]の立命12年ぶり関西優勝をした、もはや伝説になりつつある代の2人が揃って先発。
対するNTTドコモレッドハリケーンズは
1番に西浦[2011年卒]、4番に2年目の小島[2018年度卒]、11番に小島と同じく2年目の貫太[2018年度卒]、19番に杉下[2014年度卒]の最多4人が名を連ねました。
2試合とも日曜日、つまり明日に試合があります。本当に楽しみですし、全員に頑張って欲しい!!!という気持ちでいっぱいなのですが、特に個人的に注目しているのはNTTドコモレッドハリケーンズで4番で出場する小島です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/65640b4e03a1085db477fdac16c629ca787a9bc7
と記事にもなっています。11番で先発出場する貫太も小島と同じ年にドコモに入って、見事開幕メンバーを勝ち取ったのですが、まあ貫太は高校も常翔学園で、立命でも1年からレギュラーと、いわゆるエリート街道を歩んできたので、とても嬉しいですが、あえて割愛します(笑)貫太ごめん!
さて、小島の話に戻りますが、小島はなんせよく練習しました。
先日のブログにも書かせていただいた、RTCも毎年、毎回、ほぼというか全部参加。
この時はまだ1回生だったでしょうか?右端が小島です。RTC恒例の裏山ランニング。
左隣は当時2016年キャプテンの高島[現 セコムラガッツキャプテン]、その隣が木俣[現レッドハリケーンズ通訳兼チームレフリー]、そして、先ほど紹介したヤマハの江口、2017年度キャプテンの山田一輝[現安川電気ラグビー部]と今から思えばなかなか豪華なメンツでした。
この時はまだ朝6時ぐらいです。一番手前が小島。一番奥は、現東芝ブレイブルーパスの藤野[2017年度卒]
前回ブログに書かせて頂いた、牧野前S&Cコーチにもずいぶん鍛えてもらいました。
当時は相棒だった2016年度卒の沖原[現JR東海ラグビー部]ともよく走りました。
Tour De Konze[ツールドコンゼ]も一体何回行ったのか?というくらい走りました。
これはその小島が初めて公式戦のメンバーに選ばれてジャージをもらった時です。左端の22番は、先日のトップチャレンジの開幕戦で見事1年目にして、近鉄ライナーズの開幕メンバーに選ばれ、初トライまで決めた吉本[2019年卒]
これはNZ留学した時に2017年当時、ハリケーンズだったT.J ペレナラと。
まさかこの時から4年経って、同じチームでプレーするとは夢にも思わなかったでしょう。
最後にこの写真です。
中央が小島。左端は現在中部電力に所属の畠中、右端が現在コカコーラレッドスパークスに所属の田中健登です。これは2018年の4月23日に慶應大学で行われたトップリーグのトライアウトの時の写真です。
そうです。小島は4年生であったこの時まで進路が決まっていなかったのです。
本人はいつからか、「トップリーグでプレーしたい」と強く思ったようで、一般の就職活動もせず、ひたすら上の写真にあるようにラグビーの練習に無心で打ち込んでいました。私ともたくさんトップリーグのチームに練習参加など行きました。
そんな小島の想いや努力が身を結んだのか、NTTドコモレッドハリケーンズでプレーできる事になり、そのATTITUDE[姿勢]がドコモに行った後も変わらなかったのでしょう、見事2年目にして初の開幕スタメンの座を並みいる強豪選手達から勝ち取ったのです。
この小島佑太という男は本当にすごい男です。私がどれだけ過酷なトレーニングを課したり、罵声を浴びせたりしても挫ける事なく、いい意味でしつこく食い下がってきました。ですので、この先ずっとスタメンで活躍できるかはわかりませんが、努力し続ける選手でいる事は間違いないと思います。
残念だったのは、開幕スタメンの連絡が本人からでなく、発表された瞬間ぐらいにお父さんから来た事です(笑)
長くなってすいませんでした。
開幕メンバーに選ばれたみんな、頑張れ!