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RITSUMEIKAN UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB

立命館大学
体育会ラグビー部

~2024ラストイヤーにかける想い~高岡壮太

2024/11/02

いつも立命館大学体育会ラグビー部にご支援を頂き、誠にありがとうございます。

主務の小暮です。

「2024ラストイヤーにかける想い」、今回は高岡壮太(CTB)です。学年1のしっかり者でありながら、ユーモアもあるパーフェクトヒューマンです。

それでは、高岡の「ラストイヤーにかける想い」をご覧ください。


僕は大学4年間で、ローリスクな人生をし過ぎたせいで挫折という挫折が思い浮かびませんでした。なので自分の気持ちも含めた、後輩達へのメッセージをここに書きます。
これは、最前線でやる気満々で活躍してる後輩というよりかは、やる気があまり出てない後輩に伝えたいです。
多分その人達は大学を卒業したら「ラグビーを本気でやる機会」は、無くなると思います。だからこそ、人生最後のラグビーと思って、良い意味で馬鹿になって頑張って欲しいと思います。僕は正直、大学でもラグビーをやるかどうか自分の中ではめちゃくちゃ迷っていました。それはやっぱりしんどいし、痛いし、僕自身が上手いわけでも強いわけでも足が速いわけでもないため、試合で輝いて活躍できるわけでもなかったからです。これを見て、そんな事ないですよ!と思ってくれる優しい後輩もいれば、確かにな、と思った舐めた後輩もいるでしょう。でもそんな僕でも、就活も終え人生で本気でラグビーができる最後の1年だと実感した時に、今からでも最後やる気出して頑張りたいと思うようになりました。このタイミングでこれを実感できたのは、自分の中では十分早いと感じているし、卒部までで自分の努力を出し切って後悔ないように終われそうな気がしています。ただ、それを気づいた時に間に合わず、後悔が残ってしまうことだけは、今の後輩達には避けて欲しいと強く思います。

4年間もあるし、毎日同じような練習のルーティーンで飽きてくるだろうし、試合に出れないことが続いたりして、どれだけ毎日の練習を楽に、無難に乗り切れるか、と考えてる後輩も正直いるでしょう。ぼくもしんどい時はそう思う日もあります。でも、その1日1日が、人生最後の本気のラグビーができる日までのカウントダウンになってます。
試合で活躍するとか、Aチームで試合に出るとか、それももちろん大事だと思いますが、それだけじゃなく、この4年間でどれだけ本気で取り組めたのか、本気で頑張れたのか、の方が僕は大事にして欲しいと思います。それが卒部の時に後悔として残るだろうと感じているからです。
後輩から見ても、上手い下手関係なく、全力で、本気で頑張っている先輩の姿は誰が見てもかっこいいと思います。僕は残念ながらその対象にはなっていないでしょうが、それでも自分の中では絶対に後悔なく卒部できる自信があります。

本気で取り組みたいと思って、同期だけじゃなく後輩に声をかけたり、自主練を誘ったりしても絶対に応えてくれる後輩ばかりなのが立命館ラグビー部だと思います。実際に僕もそれを感じているし、こんな僕でも慕ってくれる後輩がいたり、舐めた態度でも近い距離で喋ってくれる後輩がいたり、どんな後輩でも全員に感謝しているし、全員かわいいし、全員大好きです。

だからこそ、やる気を出さない勿体無い日を1日でも減らして、全力で声を出して、しんどい事をやり切って、かっこいい選手であって欲しいと心から願っています。また、僕も卒部までにもっと活躍して、ちょっとでもかっこいい姿を後輩に見せられることを目標に、やり抜きたいと思っています。乞うご期待。


以上となります。

次回は、髙橋謙(WTB)のラストイヤーにかける想いです。

今後とも宜しくお願い致します。