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RITSUMEIKAN UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB

立命館大学
体育会ラグビー部

~2024ラストイヤーにかける想い~髙橋謙

2024/11/02

いつも立命館大学体育会ラグビー部にご支援を頂き、誠にありがとうございます。

主務の小暮です。

「2024ラストイヤーにかける想い」、今回は髙橋謙(WTB)です。優しく話しやすいですが、自分の芯もちゃんともってる、そんな選手です。あと足めっちゃ速いです。

それでは、髙橋の「ラストイヤーにかける想い」をご覧ください。


思い返せばこの4年間はずっと辛いことばかりでした。今までの人生で大きな挫折をしたこともなく、楽しく生きてきた僕ですが、この4年間はラグビー、日常生活、人間関係など数えきれないほど悩んで、落ち込んで、逃げたくなるばかりでした。そもそもラグビーがあんまり好きじゃないんです。他に遊びたいこと、やってみたいこともあった中で16年もあまり好きじゃないラグビーをする意味が自分でもわかりません。でもラグビーをしている仲間が好き、ラグビーをすると親が本当に喜んでくれるからあと4年だけと思って続けることができました。

この4年間はほんっとにいろんなことが起こりました。色々ありすぎて思い出せないくらいです。いつもなら笑えるようなことも笑えなくなったり、しんどくて部活に行けない時もありました。でも悩んだ時は話さないとやってられない性格なのでどんな相談でも崇晃、壮太、一色、恋愛体質なみう先輩が嫌な顔せずにずっと話を聞いてくれたおかげで今なんとかなっていると思います。特にこの4人にはくだらない話も重い話もたっくさんしたので僕のことはなんでもわかってると思います。

自分も誰かに頼られ、一緒にいるだけで安心できるような良い奴を目指して生きています。そんな尊敬する友達ができたことが4年間ラグビーをがんばったご褒美なんじゃないかと思ってます。そして、大学に行かせてくれて、こういう環境に身を置かせてくれた親に感謝の気持ちでいっぱいです。

ラストシーズンで怪我人の繰り上がりではありますが、初めてスタメンになれました。スタメンはプレッシャーがすごくて、4回生の自分でも怖くて仕方なかったです。その試合でたまたま大会の設営で来ていた高校の監督であり、私の恩師でもある方に褒められ、感動したと言っていただけたことが何よりも嬉しかったです。

選手をやっていてしんどいこと、やめたくなることもありますが、明日を生きられるかわからない人もいます。自分は病気もなく、大きな怪我もなく、ラグビーを続けられていることに感謝してラストシーズン、チームの為に、自分の為に、家族の為に、怪我で思うように選手を続けられなかった、たかあき、一色、れお、みう先輩や病気で亡くなった高校のラグビー部の友達の想いも勝手に背負って成し遂げたい。


以上となります。

次回は、谷田崇晃(学生コーチ)のラストイヤーにかける想いです。

今後とも宜しくお願い致します。