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RITSUMEIKAN UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB

立命館大学
体育会ラグビー部

~2024ラストイヤーにかける想い~谷田崇晃

2024/11/02

いつも立命館大学体育会ラグビー部にご支援を頂き、誠にありがとうございます。

主務の小暮です。

「2024ラストイヤーにかける想い」、今回は谷田崇晃(学生コーチ)です。選手時代はFL/No.8を務めており、怪我の影響で学生コーチになりましたが、選手時代と変わらず持ち前のパッションと包容力でチームメイトを鼓舞しています。

それでは、崇晃の「ラストイヤーにかける想い」をご覧ください。


最後の夏合宿は自分にとっての分岐点やったと思ってます。
春のシーズンは肩を2度脱臼したせいで試合の出場はほぼなく、ずっと怪我人として生活をしていました。リハビリを続けた結果、夏合宿の試合で、復帰できるとわかった時は、めちゃくちゃ嬉しかったです。その一方で、秋にAチームで試合に出場するために、少しでもいいプレーを見せようとする焦りや、今のみんなのレベルについて行けるのか不安もありました。

そんな気持ちを持ったまま合宿に向かい、迎えた復帰戦でしたが、思いのほか自分の中で満足のいくプレーができたし、ノノムー、修也と4回生バックローを組めたこともあり、久々の試合を楽しむことができました。勢いに乗って挑んだ次の試合、試合の終了間際に今年3度目の脱臼をしました。落ち込みすぎてほとんど記憶はないんですけど、特に同期の仲間が声かけてくれたり、励ましてくれたことは覚えています。

肩の怪我を背負いながら秋シーズンを戦うか、選手を辞めてスタッフとして最後のシーズンを過ごすのか考えた時に、正直怪我したタイミングで「自分は選手として終わったんやな」と悟りました。 100%全力のプレーをしても怪我が再発するし、怪我を気にしてプレーしていても自分の持っている50%も力が出ない、自分が試合に出てすぐに怪我をするとチームや、その試合に出られなかった選手に迷惑を掛けてしまう。様々なことを考えた末、学生コーチとして最後のシーズンを戦うことを決意しました。
(悩んでいる時に両親や、謙、壮太、特に同じ怪我でスタッフに行った一色に相談に乗ってもらいました。ほんまにありがとう!!)

最初は4回生の終盤のタイミングで選手からスタッフになることはすごい不安やったんですけど、
分析のみんなが明るく迎え入れてくれたこともあって、自然に溶け込むことができたんじゃないかと思ってます。

選手からスタッフになったことで、一緒に夜アス食べながらアホみたいにしょうもない話をしたり、しんどい練習みんなで乗り越えたり、今までなら当たり前だったことが急に無くなって、大好きな皆んなと関われる時間が少なくなりました。
やっぱり寂しいけど、みんなの手助けになれるように出来る限りのことは全てやり切りたいと思います!

あと1ヶ月、残り2試合、最後まで駆け抜けよう!


以上となります。

次回は、谷田樹飛(LO)のラストイヤーにかける想いです。

今後とも宜しくお願い致します。