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RITSUMEIKAN UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB

立命館大学
体育会ラグビー部

~2024ラストイヤーにかける想い~塚平康生

2024/11/11

いつも立命館大学体育会ラグビー部にご支援を頂き、誠にありがとうございます。

主務の小暮です。

「2024ラストイヤーにかける想い」、今回は塚平康生(AZ)です。パソコンの作業スペックに関しては、右に出るものはいません。スペックの高さだけでなく、地道な作業を誰も知らないところでひたむきにやる強い一面も持ちあわせています。

それでは、塚平の「ラストイヤーにかける想い」をご覧ください。


正直、この4年間を振り返った時、良い思い出より辛かった思い出の方が多かったと感じています。1回生の時、高校までラグビーをやってきたため、ラグビーに関わりたいという思いで入部を決意し、分析とレフリーとして入部しました。初めは分析という仕事が新鮮で、高校のラグビー部にはなかったので、「ここまで多くの自チーム、他チームの分析をしているのか」と驚いたのを覚えています。また、私が当時1回生だった時の4回生の方が色々な面で尊敬できる方が多かったため、この方達のようになりたいという思いが根底にあり、理系で大学の勉強が大変に感じていましたが、学習との両立を頑張っていました。

しかし、2回生になる直前の3月、突如尊敬していた先輩がほとんどいなくなり、挙げ句の果てには、分析の仕事を私1人で回すことになった時期がありました。1回生の頃、6人でやっていた仕事を学年が一つ上がっただけで、1人でやることになり、まだ分析の仕事に慣れて、やっと余裕が出てきた時期だったので、いきなりの環境の変化にどうすればいいのかわからない状況でした。この頃はあまりにも忙しく、とにかく休みなしにラグビー部と大学の往復をしていたのを覚えています。この頃は、夜遅くまで分析をしていることは当たり前になっていたので、精神的にも身体的にもかなりしんどく、ラグビー部を辞めようと何度も考えました。

人は忙しくなると視野狭窄に陥るとはこのことで、当時の私には、業務内容を変えるというような考えが浮かばず、ただひたすら仕事をしていました。この経験から、人生において余裕を持つことは大切であると学び、3回生からは心に余裕を持って仕事ができるように意識しています。しかし、その中でもラグビー部を辞めなかったのは、選手が選手権に向けて頑張っている姿を、間近で見ていたため、自分が一番大変なわけではないという考えや、この量の業務を一人でやり切ることができれば、将来の自分の自信になるという想いがあり続けることができたと考えています。今改めて振り返ると、あの時ラグビー部を辞めなくて本当に良かったと思っています。

最後になりますが、このラグビー部で共に頑張ってきた仲間やスタッフの方、常に応援し支えてくれた家族や友人、すべての方々に心から感謝しています。多くの方の支えがあったからこそ、ここまで頑張ることができました、ありがとうござました。残り少ないラグビー部の活動、悔いが残らないように取り組んでいきたいと思います。


以上となります。

次回は、豊福航太(FL/No.8)のラストイヤーにかける想いです。

今後とも宜しくお願い致します。