チームロゴ

RITSUMEIKAN UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB

立命館大学
体育会ラグビー部

~2024ラストイヤーにかける想い~豊福航太

2024/11/12

いつも立命館大学体育会ラグビー部にご支援を頂き、誠にありがとうございます。

主務の小暮です。

「2024ラストイヤーにかける想い」、今回は豊福航太(FL/No.8)です。熱い気持ちを秘めながらも、なかなか表現できず、悔しい時期も多かったと思います。残り少ないですが、存分にラグビーを楽しんでほしいなと心から思います。

それでは、豊福の「ラストイヤーにかける想い」をご覧ください。


僕は挫折経験が多く、大学ではその挫折から立ち直れずに4年間を過ごしました。
小学5年生から親に無理矢理はじめさせられたラグビー結局11年間続けることになるとは当時思いませんでした。
はじめた当初はめちゃくちゃ下手で練習と試合に行くのが辛くて、練習がお休みになると喜んで怒られていました。でも大学までラグビーを続けられているのは、当時はめちゃくちゃ嫌でしたが、叩き起こされて朝走ったりトレーニングすることで少しずつラグビーを上手くしてくれた親のおかげです。親のおかげで中学でも全国を経験したり、高校では花園に立てたのだと思います。

しかし、大学に入った当初は高校での挫折を引きずったまま入部していたので正直本気でラグビーに取り組んではいませんでした。小学、中学では「プロでラグビーをして活躍したい」「スーパーラグビーのチームに行きたい」などの夢がありましたが、成長していくにつれて現実を見るようになりいつの間にか夢を諦めてました。しかし高校での夢でもあったグリーンジャージを着て花園で8番を着て試合に出るということを最後の夢・目標として3年間頑張りました。ですが、その目標は達成されることはなく終わり最後の夢までも叶えることができませんでした。
これが原因で僕は挫折をし、ラグビーに対して冷めたまま立命館大学に入学しました。

一年目はその気持ちがあったので練習に全然身が入らず試合メンバーにもほとんど選ばれませんでした。2年目から気持ちを切り替えて頑張ろうと思った矢先に肩に限界がきてしまい手術で2年目もリハビリで試合に出ることはありませんでした。そして3回生、4回生と自分なりに気持ちを作って頑張りましたが4年間を通して良い結果を出すことはできませんでした。

本気になれない、頑張り切れない自分の行動で迷惑をかけてしまった人には本当に申し訳ないと思っています
応援してくれていた親にも感謝と同時に謝りたいです
ですが、高校では感じれなかったラグビーを楽しむということを大学ではできたと思うので後悔はありません。

そして何よりラグビー部に入って多くの方と関わって、心を開ける仲間・友達ができたことがこの4年間で一番嬉しいことでした。

部活の後輩にもし腐ってるやつがいたら大学生活の中でラグビーでもそれ以外でも夢中になれる「楽しさ」を見つけて一生懸命頑張ってみて欲しいです

社会人になったらラグビーから離れるので僕のラグビー人生は多分終わりますが、後1ヶ月このラグビー人生の終わりが少しでもマシになるように頑張ります


以上となります。

次回は、中島紗希(AZ)のラストイヤーにかける想いです。

今後とも宜しくお願い致します。