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RITSUMEIKAN UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB

立命館大学
体育会ラグビー部

~2024ラストイヤーにかける想い~樋川 蔵人

2024/11/27

いつも立命館大学体育会ラグビー部にご支援を頂き、誠にありがとうございます。

主務の小暮です。

「2024ラストイヤーにかける想い」、今回は樋川 蔵人(クラブリーダー/FB)です。鋭いプレーと言動は、チームに大きな刺激を与えてくれます。最後まで持ち前の「強さ」を存分に発揮し、暴れまわってほしいと思います。

それでは、樋川の「ラストイヤーにかける想い」をご覧ください。


僕の大学ラグビー生活は闇落ちから始まりました。
高校時の脳震盪の影響から、ラグビーが2度とできないと宣告された僕は、これまでにない喪失感に苛まれていました。
日常生活にも支障をきたしており、生活するのが嫌になるほどでした。部活に出てもグラウンドの端っこで体幹トレーニングやジョギングしか出来ず、ウエイトトレーニングも禁止されていた日々。何をしたらいいのか分からず、気がつけばパーマをかけていました。その頃から闇落ち樋川が始まってしまいました。チリチリの頭で原付に跨り、出前館ファイターとして様々な家庭に食事を届ける日々でした。
人生初めての挫折を味わいながら、悶々とした日々を過ごしていた訳ですが、仲間や先輩からの励ましのおかげもあって、徐々に復帰に向かっていけるようになりました。特に、松本ATCには感謝してもしきれないほど、お世話になっています。多くのわがままを聞いて頂きながら、様々なメニュー等を考えて頂き、部活に行く意味を見出してくれていました。
2年かけ、やっとの思いで復帰しましたが、復帰戦で怪我をしてしまいました。ですが、この程度の挫折では、もう折れなくなりました。嫌な思いばかりしていた2年間だと思っていましたが、得るものが多くあり、大きく成長できた2年間でもありました。


3年冬ごろからは、公式戦にも出場させて頂き、本当に多くのことに恵まれていると感じています。
4回生になってからも、FBという慣れないポジションで、試合に出ているメンバーには迷惑をかけながらではありますが、出場機会も頂いており、大学入学時と比較すると充実したラグビー生活を送れていると自負しています。本当に仲間に恵まれてると思います。立命館ラグビー部のみんなありがとう。
人一倍多くの壁にぶち当たる大学生活、そしてラグビー人生だったと思います。ですが、辛かったことよりも楽しんだり喜んでいる自分の姿をよく思い出します。ラグビーに出会えてよかったと心から思います。僕の人生に関わってくれた方々、全員に向け感謝を伝えたいです。


特に、両親と姉の支えがあったからこそ、今の自分があると強く思います。これまでの人生において、僕がやりたいことを否定せず、チャレンジすることを常に許してくれた両親、それを応援してくれる姉。自慢の家族を持ったと誇りに思います。
応援してくれていた家族には、小さい頃からのラグビーの夢を叶えることは出来なくなってしまい、心苦しくも思います。正直、もう少しラグビーしたかったなぁ、って思います。これからは別の舞台で自分を磨き、家族に恩返しをしていきたいと思います。いつも本当にありがとう。これからもよろしく!

立命館ラグビー部関係者の皆様、日頃より温かいご声援と多大なるご支援を賜り、誠にありがとうございます。
選手一同、皆様の熱いご声援を一身に受け、日々練習に励んでおります。私達4回生も、来年からはOBとして、後輩たちのサポートやチーム運営に積極的に関わっていきたいと考えております。立命館ラグビー部の更なる発展のため、微力ながら貢献できれば幸いです。
今後とも、立命館ラグビー部への変わらぬご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


以上となります。

次回は、小暮 大悟(主務)のラストイヤーにかける想いです。

今後とも宜しくお願い致します。